” 君に出逢えて 私は気づいた
この世界へありがとう ”
これは、オリジナル曲の
「The Secret Gift」
の一部です。
この歌を歌う中で私の中に溢れるのは、
10億円おじぃの笑顔。
最後の最後に、私の背中をドカンと押してくれたのは紛れもなくおじぃでした。
そして今また、しっかり歩みなさいと言わんばかりに背中を押された気がしてる。
2020年。
私は、10億円おじぃからスーパー愛された
1年でした。血のつながりもない、愛人でもない私をずーっと溺愛し続けてくれた。
おじぃちゃんと孫。
おじぃは、音楽だけで10億円以上稼いで、
5億の借金をしながらも、とにかく人のために生き続けてきた人。音楽界、政界、スポーツ界、裏の世界まで多くの場で頼りにされてきた男気のある人。
どこを切り取っても、男の中の男で、いつも周りをパーッと明るくしてしまう魅力の塊みたいな人。
おじぃと過ごした1年ちょっとの時間。
このギフトは、私を大きく変えてくれました。人は無条件で愛されることによって、
こんなにも満たされて、自分らしく踏み出せるということを深く知りました。
“ 人生の最後に、君みたいな子に会えるとはね。僕が持ってるものなら何でも君にあげるよ。さぁ!あとは天国にいくだけだ 。“
その言葉以上に数え切れない程、多くのものを与えてくれました。そして教えてくれた。
なぜここまでしてくれるのか?
私には、全く理解できずポカンとしてることも多かった。
おじぃが私に与えてくれた最大の贈り物は、この先、私が1人で歩いていけるだけの勇気と自信だったのかもしれません。
これほど、強靭的で最大級の贈り物はないのかもしれません。幼い頃から、欲しかった愛情をたった1年で埋めてくれた。
ずっとおじぃのそばで過ごすこともできたけど、このままじゃ甘えてばかりで、1人で歩いていけなくなりそうで春過ぎに離れた。
中々会えなくなると知った時、
「1番いい時期に別れかれるのかもね。」
と、少し寂しそうにおじぃは言った。
きっとそれは、元気な内に別れられるという意味だったんだと思う。
離れても、大切に想う気持ちは変わらない。
12月のライブには、おじぃを呼んでお酒をご馳走してあげるのが、私の2021年締めくくりの目標。歌う曲も決めてる。
そんなおじぃに私は、毎月お酒を持って会いにいきます。表参道の駅でいつもおじぃが通る時間に待ち伏せ🐕
いつも、物凄く喜んでくれた。
今月も、おじぃの好きなお酒を持って待ってた🐕
でも。いつもの時間になっても、来ない。
30分待ち続けたけど、来ない。
私が見過ごしちゃっただけかな?
夏バテで仕事休んでるのかな?
それならいいけど。
でも本当は、少し嫌な予感がしてた。
おじぃへメッセージを送って。
いつもならすぐに帰ってくるメッセージの返事も来ない。
共通の知り合いの方へ聞いてみようかなと
思ってたら、やっとおじぃから連絡が来た。
“ ついに人生の幕を降ろす時がきたのかな。“
助かる確率の少ないガンが見つかった。
手術に耐えられる体力があるかも検査しないとわからない。と。
いつだって、みんなを笑顔にしたいと生きてきた人。おじぃの人生最後の夢は、コロナが落ち着いたら、日本中の老人ホームや介護施設を回って、お年寄りのために懐かしい歌を届けて皆さんを元気にしたいと嬉しそうに話してた。
皆さんを笑顔にしたいと。おじぃは、いつだってどうしたらみんなの笑顔を増やせるのかそれだけを考えてた。
おじぃも夢、叶えないとね。
いつか死は訪れる。
生まれくる命があって、去りゆく命がある。
時期も死に方も選べないのかもしれない。
大切な人との別れというのはどれほど深い悲しみなんだろう。まだ経験がほとんどない私には到底計り知れない。
自然の摂理だと頭でわかっていても、
恩人とも呼べるおじぃとの別れは私にとってあまりにも大きい。
でも、もしかしたら、逝く側も見送る側も後悔がなければ悲しみは軽減するのかもしれない。
だから大切な人や愛する人がいるなら、
ちゃんと想いを伝えたり、触れ合ったりしてほしい。
この話には続きがあります。
今日のおじぃからの連絡に驚いた。
超人というか、何というか。
しかも、まだまだこれから続いていくんだよね。
一体どこに着地するのだろう。
また書きます🌸✨
終戦記念日の今日。シトシト雨。
大雨の地域の皆さまが早く安心できますように。そして、私たちは1人1人が責任感を持って、地球環境への問題にすぐ取り組まないと。このことは改めて書きたいと思います。
今日も長い記事を読んでくれてありがとうございます。
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