今日の朝。

ふと、おじぃとの会話を思い出した。

前に電車の中で、おじぃが突然フッと笑ったことがあった。

🐣「何?」

「いや、昔ね、僕が音大生の頃。

バイトで近くの中学生たちに音楽理論を教えてたんだよ。

夕方になると僕の部屋に来てさ、お腹空いた!って言い出すんだよ。

ラーメンが食べたいって言うからラーメン屋に連れてってやってさ。

彼らが食べてる間に僕は自分の部屋に戻って、何か売れそうなものを質屋に持っていって。そのお金で食べさせてやってたことを思い出してね。学生時代はお金無かったからね。懐かしいね〜。」

「自分の幸せってね、大した事ないよ。誰かの幸せとか笑顔とか、役に立つことが 幸せなんだよ。アハハー!」

初めて会った頃から、おじぃは繰り返し言ってた。

そして、

「僕は心が強いから。僕がやらないと。」

良くそう言ってた。

いつの時代もこの想いが揺らいだことがなかった、おじぃの人生。

そして、常に体現してきた人。

たくさんのお金を得たから、

歳を重ねたから、

そう出来てたのか?

そうじゃなかった。

昔から、男らしかった。

今思い出しても、おじぃとは不思議な出逢いで、夢のような時間だった。

流れ星みたいに、すごいスピードで駆け抜けていった。

今思い出しても、とても愛しい時間。

だけど、戻りたいとは1ミリも思わない。

このギフトを生かして、これからの人生、誰かに、何が出来るか?

それだけです。

もちろん、一生忘れないけど。

10月なのにまだ暑いですね。

早く涼しくならないかな。

防音室の中が大変なのです👏笑

さて!

もうすぐ、レコーディングだ。